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  • 受賞

FT Innovative Lawyers Awards Asia-Pacific 2024においてノミネート

アジア太平洋地域で革新的な事業を展開する法律事務所や弁護士、企業の法務部門を表彰する英フィナンシャル・タイムズおよび調査パートナーであるRSGI Limitedが共同で主催するイノベーティブ・ロイヤーズ賞(アジア太平洋)2024において、当事務所および当事務所の弁護士は以下の各賞にノミネートされました。

- Most Innovative Law Firm in Asia-Pacific (headquartered in Asia-Pacific)

- Innovative Lawyers in Deal Making:東芝の非公開化
日本国内M&A史上最大規模となる、東芝の公開買付けによる非公開化という前例のないディールにおいて、クリエイティブな公開買付け手法、デュー・ディリジェンス、規制上のハードル、透明性と競争力のバランスを通じて非公開化を実現した当事務所のリーガルアドバイスが高く評価されました。

本件は、当事務所のM&A分野のパートナーである内間裕弁護士および濵田啓太郎弁護士がディールをリードし、川合弘造弁護士および島田まどか弁護士が競争法分野を、神保寛子弁護士がFDI関連分野を、掘越秀郎弁護士、野中敏行弁護士および鶴岡勇誠弁護士がファイナンス分野を担当しました。

- Innovative Practitioner:藤井 康次郎
国際通商法および独占禁止法を専門とする藤井康次郎弁護士は、地政学的緊張が高まる昨今、国境を越えた通商問題に関わる数多くの案件において、チームを率いた功績が高く評価されました。藤井弁護士の革新的なアプローチは、マクロ経済、産業政策、外交政策に対する包括的な理解を必要とする通商案件を取り扱った豊富な経験に由来し、競争力と多角的な洞察力を基にリーガルアドバイスを提供します。

各部門の受賞は2024年5月16日(木)に香港の授賞式にて発表されます。
 

弁護士等 People

内間 裕

内間 裕 Hiroshi UCHIMA

  • パートナー
  • 東京

2002年より当事務所M&A/コーポレート分野のパートナーを務める。 M&A(事業会社同士の統合・買収・組織再編、ファンドによる上場/非上場会社の買収、ゴーイングプライベート、クロスボーダーM&A等)から企業法務全般(株主総会、コーポレートガバナンス、各種商取引・契約、資金調達、人事労務、法改正対応、紛争、危機管理等)まで様々な分野を幅広く手がける。大規模で複雑なM&A取引の経験も豊富である一方、日本企業の海外M&Aや海外企業の日本進出、スタートアップ事業の支援等においても、案件の状況に応じて効果的・効率的なアドバイスを提供する。危機管理や紛争案件においても、依頼者の置かれた状況を十分に理解した上で、ゴールへと導く実効的なアドバイスを提供する。依頼者は国内外の事業会社、金融機関、投資ファンド等多岐にわたる。

藤井 康次郎

藤井 康次郎 Kojiro FUJII

  • パートナー
  • 東京

競争法の分野においては、多数の談合や国際カルテル事件(橋梁、自動車部品、エアカーゴ、フォワーダー、高圧電線等)、日本内外の企業結合審査対応(鉄鋼、資源エネルギー分野、素材産業、電機・電子産業、証券取引所、食料等)、優越的地位濫用事件や最新のインターネット関係の単独行為事案などを手がけてきている。また、鉄鋼業界を代理し鉄鉱石および原料炭の世界的な大手のBHPビリトンとリオティントの事業統合を阻止した案件やLNGのアジア市場における競争環境を促進するための案件も手がけるなど、資源エネルギー分野にも強みを有する。 国際通商法の分野では、経済産業省の政府内弁護士として、中国レアアース事件をはじめに多くのWTO紛争を担当。当事務所においても、国内外のアンチダンピングや補助金相殺関税の申請活動や応訴活動を常時手がけているほか、WTO紛争解決手続への参加を含むWTO協定に関する案件、CPTPP、日EUEPA等の経済連携協定に関する案件、投資協定仲裁に関する案件、輸出管理、投資規制、経済制裁をはじめとする経済安全保障分野の案件を多く手がける。

濵田 啓太郎

濵田 啓太郎 Keitaro HAMADA

  • パートナー
  • 東京

米国での留学・研修および豪州での研修を通じて米系・英系のM&A実務に精通し、インバウンド/アウトバウンドいずれの類型についても多様なクロスボーダー案件を取り扱う。プライベートエクィティー案件の経験も豊富であり、買収案件のみならず、Exit案件の取扱いも多数。その他、経営統合、カーブアウト、JV組成といったM&A案件一般に従事。 日本語・英語いずれについても、言語力に留まらない高い分析・コミュニケーション・プレゼンテーション能力を有し、クライアントや他のアドバイザー、相手方との協議・交渉を円滑かつ成功裡に進めることに定評がある。

島田 まどか

島田 まどか Madoka SHIMADA

  • パートナー
  • 東京

独禁法・競争法に強みを持ち、国内外のカルテル・談合、企業結合、公正取引委員会審査対応、違反申告、独占禁止法コンプライアンス等、競争法分野におけるアドバイスを幅広く提供している。特に、国際的な大型企業結合、国際カルテル等、クロスボーダー案件を多く手がけ、世界の競争法専門家とのネットワークも持つ。 営業秘密侵害等の不正競争防止法関連案件、機密情報の漏洩に関する案件についても取り組んでおり、知的財産の保護に関する案件にも関与している。 通商分野では、政府調達協定に関わる助言、安全保障貿易管理に関する助言を継続して行っている。2013年から2023年まで、経済産業省産業構造審議会通商・貿易分科会不公正貿易政策・措置調査小委員会委員。

掘越 秀郎

掘越 秀郎 Hideo HORIKOSHI

  • パートナー
  • 東京

買収ファイナンス・プラクティスグループのコアメンバー。プライベートエクイティファンド、事業会社、銀行、政府系金融機関等を依頼者として、国内外の買収ファイナンス、プロジェクトファイナンス、ストラクチャードファイナンス、エクイティ投資案件に数多く関与。豊富な経験や海外制度の知見を踏まえた、複雑な案件への対応やソリューションの提供に強みを持つ。銀行への出向経験によって培ったバンキング業務に関する知見や、上記投融資案件の経験を活かして、大規模融資のリストラクチャリング、レギュレーション、ジェネラルコーポレートに係る業務にも数多く関与しており、金融機関、事業会社、政府系機関等を依頼者として、それぞれの業界環境や事業ニーズを踏まえたアドバイスを提供している。

野中 敏行

野中 敏行 Toshiyuki NONAKA

  • パートナー
  • 東京

金融分野のパートナーとして、買収ファイナンス、ストラクチャードファイナンス、不動産ファイナンス、プロジェクトファイナンスを含む各種金融取引や、金融レギュレーション分野等に関与している。特に、買収ファイナンスについては、買収者(借入人)側・貸付人側の双方において非常に多くの案件に関与しており、当該分野における専門性は高く評価されている。 また、ストラクチャードファイナンスの分野においても幅広い経験を有しており、金銭債権、不動産および不良資産など様々な資産の証券化・流動化案件を手がけている。 さらに、大手金融機関における自己資金投資子会社への出向経験も有しており、かかる経験も踏まえ、プライベート・エクイティやプリンシパル・インベストメントの分野においても多くのクライアントに対する各種助言を行っている。

鶴岡 勇誠

鶴岡 勇誠 Takenobu TSURUOKA

  • パートナー
  • 東京

会社法、金融法、信託関連法、税法等の複数の法分野に跨がる複雑な取引や大型案件を得意とし、数多く手がけている。具体的には、①グローバルファンドを含む各種PEファンドや商社その他の事業会社をクライアントとする買収ファイナンス取引、②太陽光、風力および水力発電プロジェクトの組成・売買等を含むプロジェクトファイナンス、③プロジェクトボンドやEETC等の、信託その他のビークルを利用したマーケットからの資金調達取引、④株式給付信託、自己信託、セキュリティトラスト、事業承継信託等の、各種税制も踏まえた信託取引の組成、⑤サステナビリティ・リンク・ローン等のサステナブルファイナンス、⑥CDS、保証、リスクパーティシペーション、担保等を利用した信用リスク削減取引、⑦TLACや、AT1等の自己資本調達取引、⑦資本性劣後ローン、サブスクリプションファイナンス、ユニトランシェ等の複雑なローン取引に従事している。