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エネルギー投資研究会 第1回研究会

  • 西村高等法務研究所主催

エネルギー投資研究会 第1回研究会

日時
2009/7/24

 エネルギー投資研究会を発足し、7月24日に第1回研究会を開催いたしました。

  我が国はエネルギー資源の大部分を輸入に頼っており、資源国に対して多額の投資を行っています。しかし、投資先には制度が不安定な国家も含まれ、紛争が生じた場合には投資が保護されない可能性があります。

  こうした中、当研究所において、国際法の視点からエネルギー投資の保護について研究を深めるべく、国際法研究者である小寺彰東京大学教授・森肇志首都大学東京教授・西村弓東京大学准教授・岩月直樹立教大学准教授・西元宏治専修大学准教授及び西村あさひ法律事務所所属の川合弘造弁護士らの共同により、エネルギー投資研究会を発足し、7月24日に第1回研究会を開催いたしました。研究会には、上記メンバーの他に、外務省及び経済産業省の関係者がオブザーバーとして参加し、幅広い見地から研究を進めていく予定です。

  第1回研究会では、海外エネルギー事業の実務に携わっていらっしゃる松川良夫氏(伊藤忠商事常務執行役員)からご講演をいただきました。今後は、エネルギー憲章条約や投資協定に関連する紛争等を検討し、その成果を公表する予定です。

*エネルギー憲章条約については、こちら(外務省Website)もご参照下さい。