買収ファイナンスの論点整理と実務上の留意点

掘越秀郎弁護士、西野比呂子弁護士、藤井毅弁護士が2012年9月24日(月)に、金融ファクシミリ新聞社セミナーにおいて「買収ファイナンスの論点整理と実務上の留意点 ～海外担保・保証、セカンダリー取引、投資家によるExitなどに関するテーマを中心に～」と題する講演を行います。

セミナー詳細

1. 買収ファイナンスのスキームとその特徴
2. 買収取引に関するリーガルリスクの分析
～買収ファイナンスの観点から
(1) 法務監査報告書の分析
(2) 買収契約の分析

3. 買収ファイナンスにおけるローン契約のポイント
～コベナンツや強制期限前弁済など買収ファイナンス特有の条項を中心に

4. 担保･保証に関するトピック
(1) 買収ファイナンスにおける担保・保証の特徴
(2) 海外担保・保証
[1] 海外会社による保証
[2] 海外資産に対する担保設定
[3] 海外レンダーのための担保設定
(3) 否認リスクへの対応方法
(4) セキュリティトラスト

5. メザニンファイナンスのポイント
(1) ファイナンス手法(融資・出資)を選択する際の視点
(2) 劣後特約の考え方
(3) 優先株式・新株予約権
(4) 関係者間協定・株主間契約のチェックポイント

6. 平時とは異なる局面における留意点
(1) セカンダリー取引
[1] 債権譲渡契約に関する分析
[2] 保証・担保権の移転に関する留意点
(2) 投資家によるExit
[1]投資家によるExit手法(Recapitalizationを含む。)
[2]実務上の留意点
(3) デフォルト時における対応・留意点