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クロスボーダーシンジケートローンにおける実務上の留意点

  • 所外セミナー

クロスボーダーシンジケートローンにおける実務上の留意点

- 各種の取引類型を踏まえ、条項例などを交えて具体的に解説

日時
2011年8月8日(月) 13:30~16:30
会場
東京 メルパルク東京 2F 楓

掘越秀郎弁護士が2011年8月8日(月)にストック・リサーチ主催のセミナーにおいて「クロスボーダーシンジケートローンにおける実務上の留意点 - 各種の取引類型を踏まえ、条項例などを交えて具体的に解説」と題する講演を行います。

セミナー詳細

1. 総論
(1) さまざまな取引の類型と各取引に対するアプローチ
(2) 契約(マンデートレターを含む)の特徴
(3) LMAとLSTA
(4) 外国における規制・リスクとその確認方法

2. シンジケートローン契約の主要条項の概要と諸問題
(1) 前提条件・表明保証・コベナンツ等に関する留意点
(2) 金利上限規制の域外適用
(3) 増加費用(Increased Costs)条項
(4) グロスアップ(Gross Up)条項
1. 租税条約との関係
2. FATCA(外国口座税務コンプライアンス法)との関係
(5) 貸付人の権利の放棄(Waiver)や契約変更(Amendment)に関する留意点
(6) 準拠法の選択
1. 法の適用に関する通則法との関係
2. 考慮要素
(7) 管轄の選択
1. 裁判と仲裁の選択
2. 外国判決の承認の問題
(8) 送達に関する問題
(9) 法律意見書の機能

3. 担保取引に関する留意点
(1) 外国資産に対する担保設定
(2) セキュリティトラストとの関係

4. 保証取引に関する留意点
(1) 外国法人が保証人の場合
(2) 日本法準拠の場合

5. セカンダリー取引に関する留意点
(1) シンジケートローン契約とセカンダリー契約の関係
(2) セカンダリー取引に関する契約
1. ローン譲渡取引の場合
2. パーティシペーション取引の場合

6. 質疑応答 / ディスカッション