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『常識のズレ』が引き起こす組織不祥事への対応策

  • 所外セミナー

『常識のズレ』が引き起こす組織不祥事への対応策

日時
2018年3月28日(水)
会場
東京 企業研究会セミナールーム

梅林啓弁護士が2018年3月28日(水)に、一般社団法人企業研究会主催のセミナーにおいて「『常識のズレ』が引き起こす組織不祥事への対応策」と題する講演を行いました。

セミナー詳細

1. 組織において「不祥事」が発生する原因はどこにあるのか
 (1) 企業におけるガバナンスの重要性
 (2) 組織不祥事の発生原因を考える新たなキーワード : 「常識のズレ」とは何か

2. 組織不祥事への対応策を考える上で前提となる視点
 (1) 事前監視型社会から、社会・マスコミによる事後監視型社会へ
 (2) 事後監視型社会の特徴
 (3) 犯罪の摘発から違反行為の摘発(行政処分)へのシフト
 (4) 第三者委員会への注目と限界
 (5) 不祥事を知らなかった役員に対する責任追及の声
 (6) レピュテーションリスクに対する初動の重要性

3. 「組織の常識と一般常識とのズレ」が原因となった最近の不祥事

4. 「常識のズレ」が引き起こす不祥事
 (1) 常識では絶対にやってはいけないと分かっているが、何故やらざるを得なくなるのか
 (2) 偽装という非常識が発覚することなく繰り返されることによる、会社の中での常識化
 (3) 常識のズレを引き起こす人、会社とともに常識がズレていく人、常識がズレない人の特徴

5. 「常識のズレ」の発見、指摘、矯正による組織不祥事の早期発見と防止策
 (1) 謙虚な目による自社の「実力」の見極め、外部からの客観的な分析
 (2) 「常識のズレ」の観点を盛り込んだ内部監査の実施
 (3) 客観的なデータに対する過信の排除、偽装されにくいデータシステムの構築
 (4) 人材の流動化、社内外の声を積極的に取り入れる仕組みの構築
 (5) 上司と部下との関係性において留意すべきこと(上司としての心掛け)