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アジアニューズレター2020年4月30日号

現在もなお、タイにおける調達プロジェクトにおいて贈収賄は頻繁に生じています。同国における社会規範や、巨額の金銭が絡むことから費用が過少報告されたり混合される可能性が高いことが、その一因となっていると言われています。このようなプロジェクトにおける贈収賄は、司法の概念だけでなく、財産・経済の概念にも反するため、タイにおいても、民間・公共の両分野において重大な刑事犯罪と考えられています。本ニューズレターでは、公共調達における文脈で、近時のタイにおける贈収賄防止及び関連規制について概説します。

トピックス

タイでの公共調達における贈収賄防止及び関連規制の動向 (勝部純、Vira Kammee)

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著者等 Authors

勝部 純

勝部 純 Jun KATSUBE

  • パートナー
  • 東京

危機管理プラクティスグループのパートナーであり、国内外の危機管理対応案件を取り扱い、製造業者の品質偽装や会計不正等の様々な企業不祥事について、社内調査、当局・取引所対応、マスメディア対応、労務紛争対応、訴訟対応等を手掛ける。企業不祥事事案における調査委員会委員の経験も豊富。総合商社への出向を経験し、クロスボーダーの危機管理・社内調査対応や、競争法遵守・贈賄防止といったグローバル・コンプライアンス体制の構築に強みを持つ。 また、資源・エネルギープラクティスグループのパートナーでもあり、国内外の資源・エネルギー関係の投資、契約、規制、紛争案件について、電力・ガス企業等に対して幅広いアドバイスを行っている。