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『不正行為発生のメカニズム』を踏まえた従業員不祥事の早期発見・抑止に向けたポイント

  • 所外セミナー

『不正行為発生のメカニズム』を踏まえた従業員不祥事の早期発見・抑止に向けたポイント

日時
2016年3月17日(木)
会場
東京 企業研究会セミナールーム

梅林啓弁護士が2016年3月17日(木)に一般社団法人企業研究会主催の「『不正行為発生のメカニズム』を踏まえた従業員不祥事の早期発見・抑止に向けたポイント」と題する講演を行いました。

セミナー詳細

1. 不正・不祥事対応の現状と新しい視点の必要性
 (1) 企業における従来の不正・不祥事対応から導かれる"結論"と"反省、あきらめ"
 (2) 不正行為発生のメカニズム(=新しい視点)から不祥事対応にアプローチする必要性

2. 不正行為発生のメカニズムの解明~会社資産の不正流用(横領)をケースに~
 (1) 不正のトライアングル(動機・機会・正当化)とは何か?
 (2) お金が必要という「動機」(プレッシャー)
 (3) 不正流用ができる「機会」
 (4) 不正そのものの「正当化」

3. 不正行為の早期発見に向けたポイント~不正行為発生のメカニズムを踏まえて~
 (1) 「機会」の発見(機会を見つける方法、他)
 (2) 「動機」の発見(動機を発見するために必要な視点、他)
 (3) 「正当化」の発見(従業員に見られる行動の特徴、他)

4. 不正行為を抑止するためのポイント~不正行為発生のメカニズムを踏まえて~
 (1) 「機会」に関する抑止策(権限集中の回避、他)
 (2) 「動機」に関する抑止策(従業員を切羽詰まった状態にしない為に)
 (3) 「正当化」に関する抑止策("しらけない"教育・研修制度の必要性、他)

5. その他不正行為への応用~機会・動機・正当化のどこに着目し、対策を講じるべきか~
 (1) 架空循環取引
 (2) 秘密情報の持ち出し
 (3) 製品・食品事故・偽装、各種法令違反
 (4) インサイダー取引