案件実績

株式会社アパマンショップホールディングスの取締役らに対する株主代表訴訟

弁護士等
手塚裕之矢嶋雅子
時期
2007年 - 2010年
業務分野
一般民事訴訟

株式会社アパマンショップホールディングスの取締役らに対する株主代表訴訟上告審にて逆転全面勝訴の破棄自判判決を得ました。西村あさひ法律事務所は上告審から代理し、最高裁において経営判断についての判断基準が明らかにされました。

本件は、グループ会社の再編を円滑にするため、予め持株比率を可能な限り高めるべく、少数株主から株式の任意の買取を行うに際して、株主の取得価格である一株5万円で株式を購入したところ、当時の時価は1万円であったとして差額について損害賠償を株主が求めていたもので、一審は経営判断原則により被告に責任なしと判断しましたが、二審は当時検討していた資料中の一株当たり評価額1万円を採用して、少数株主からの買取に際して5万円より低い価格での買い取りが可能か交渉した形跡が見られない、との理由で、判断過程に問題があるとして被告取締役の全面敗訴としました。当事務所は上告審から受任いたしましたが、判決中上告人敗訴部分取消し、同部分につき被上告人の控訴棄却、となって、逆転全面勝訴の破棄自判判決を得ました。