東京証券取引所の売買システムの不具合に関するみずほ証券による損害賠償請求事件
みずほ証券株式会社は、2005年12月8日、株式会社東京証券取引所マザーズ市場に新規上場されたジェイコム株の売り注文の取消注文を行いましたが、東京証券取引所の株式売買システムの不具合により取消処理されなかったため、約415億円の損害を被りました。
みずほ証券は、2006年10月27日、東京証券取引所に対して、上記損害の賠償を求めて東京地方裁判所に訴訟を提起しました。
当事務所は、みずほ証券を代理し、岩倉正和弁護士、佐藤丈文弁護士、木目田裕弁護士、森倫洋弁護士、尾﨑恒康弁護士、中島和穂弁護士、佐々木秀弁護士、矢﨑稔人弁護士、根本剛史弁護士、岡本靖弁護士、石川智也弁護士、平松哲弁護士、Rao Rupa弁護士が当該訴訟に関与しています。
M&A/コーポレート分野担当のパートナーです。これまで様々なM&A案件を担当するとともに、国内外の企業間取引についてもアドバイスを行ってきました。担当したM&A案件の取引形態としては、上場会社を当事者とする経営統合や戦略的提携をはじめ、キャッシュアウトを含む上場会社の完全子会社化、MBO、ジョイントベンチャー等も広くカバーしており、業種としても、製造業、金融その他のサービス業等多岐にわたります。また敵対的買収防衛等についてもアドバイスしています。 また、法分野としては、会社法・金融証券取引法分野を強みとし、株主総会指導や経営判断サポートを含むコーポレートガバナンスに関するアドバイスも幅広く行っており、これらの分野に関して積極的に執筆し、ロースクールで講師もしています。 以上のほか、近年は、企業として難しい経営判断が求められる様々な局面において、とりわけ新しい法律問題についてアドバイスを求められる機会が増えています。