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    ジャストシステム「一太郎」 知財高裁大合議事件判決

松下電器産業株式会社(現在のパナソニック株式会社、以下「松下」)が株式会社ジャストシステム(以下「ジャストシステム」)の日本語ワープロソフト「一太郎」と統合グラフィックソフト「花子」につき、松下の特許権を侵害する部分があるとして販売差し止めなどを求めた訴訟であり、福島栄一弁護士、菅尋史弁護士および大向尚子弁護士は、ジャストシステムを代理しました。本件は、知的財産高等裁判所において、大合議制の指定を受けた初めての事件です。知財高裁は、当該特許は無効審判により無効にされるべきものであるとして、特許侵害とした東京地裁の判決を取り消し、松下の請求を棄却しました(知財高裁平成17年9月30日判決(確定))。