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書籍
破産管財人の財産換価
南賢一弁護士、鈴木学弁護士、金山伸宏弁護士および福岡真之介弁護士が執筆に参加した『破産管財人の財産換価』が、商事法務より刊行されました。
編著: 岡伸浩、島岡大雄、進士肇 、三森仁
書籍詳細
第1部 実務家からみた破産管財人の財産換価を巡る諸問題(総論)
第1章 破産管財人からみた破産財団の換価
第2章 裁判所からみた破産管財人の財産換価
第2部 実務家からみた破産管財人の財産換価を巡る諸問題(各論)
第1章 不動産
第2章 債権
第3章 動産
第4章 知的財産権
第5章 海外資産
第6章 事業譲渡・会社分割
第7章 税務
第8章 業種別にみた財産換価上の問題
第3部 研究者からみた破産管財人の財産換価を巡る理論上の諸問題
1. 破産管財人の法的地位と第三者性 - 管理機構人格説の揺らぎ?
2. 破産管財人の善管注意義務と担保価値維持義務
3. 破産管財人の負う義務の内容と調整 - 「第3の義務」はあるのか
4. 倒産解除特約の破産手続上の効力
5. 原状回復請求権の法的性質
6. 破産管財人による動産売買先取特権の目的物処分の可否 - 動産売買先取特権の優先弁済権保証の必要性
7. 破産管財人による所有権留保付動産の換価 - 前提となる法的問題の検討
弁護士となって以来一貫して倒産、事業再生プラクティスに従事。法的整理では、管財人、監督委員等の職務や債務者代理人としての関与はもとより、債権者、スポンサーサイドにもその知見を十分に活かしたアドバイスを提供する。法的整理以外では、準則型の私的整理はもちろん、早期段階においてあらゆる法的手法を駆使したリストラクチャリングを主導することに定評がある。 近時は、スポーツプラクティス分野にも進出し活動領域の拡大を図っている。